お疲れさまでーす問題

今日も
ホットな話題をお届けします
( 基本的に、このエッセイは 〝 今日 施術中にお客さまと話したこと 〟をホカホカのまま執筆しています)

美容院でシャンプーしてもらった時に、
頭をタオルでくるっと巻いて自席に戻るとき、
店内にいる美容師さんたちから言ってもらう

『 お疲れさまでーす!』
『 お疲れさまでしたー!』
問題。


あれ 絶妙に恥ずかしくない?って話なんですけど、

あのときって、デコぱっかーーんむき出しで
なんなら小籠包みたいな感じで
きっと誰もが『 通常よりは美しくない 』状態で
多分似合うのはMISIAくらいやろ。



普段から眉毛に自信なくて前髪下ろしてます、
みたいな人にとっては


頬をピンクに染めて
脳内BGMとして桃色片思いが再生される程、
あの声かけタイムは相当 恥ずかしい。



み、見ないで・・!みたいな
( 多分見てない )



羞恥心0.3%所持を誇る私でさえ
その0.3%使い切るくらい ちょい恥なんですわ



そして
恥ずかしいは置いておいて

『 お疲れさまでーす!』
っていう声かけは、


あの
あの
あの

疲れてないんですよね。



私は気持ちよーーくシャンプーしてもらって爆睡してて
今MISIAみたいにしてもらっただけで

なんなら、私の頭を洗ってくださった美容師さんは疲れてるだろうから そこへの声かけであってほしいけれど
おそらく 私に言ってるじゃないですか。




いや、わかるんですよ
単なる掛け声なんてことは百も承知で
揚げ足をとるつもりなんてないことはご理解ください
美容師さんたち・・
( 本当に尊敬しております )





コンビニ店員さんの
『 らっしゃーせーー 』


マッサージ屋さんからの
『 凝ってますねぇ 』



くらい、
口からオートマチックに出てくる言葉なのは
わかってるんです




それでも、私の中では
『 他に適した声かけ ないかしら 』
ってずっと頭の中で探してるんです



私は昔からの癖なのかなんなのか、
〝 自分がここで働いていたなら 〟
をどこに行っても想定している



脳内だけなら、
おそらく85種類くらいの職種を渡り歩いてる
転職のプロの私が美容師だったなら
シャンプー終わりのお客さまに
店内で 声をかけるとしたら、という話題での
今日の最終着地



『 ナイスサッパリー!』


これやろ。


シャンプーをしてもらったお客さまに対しては
『 ナイスサッパリー!』


そして、シャンプーをした美容師さん(同僚)には
『 ナイスシャンプー!』




これが私的には しっくりくる。
だってお客さまは現にサッパリはしてるし、
その美容師さんにはナイスプレイを讃えたい。


これを読んでる方も、
口パクで良いから『 ナイスサッパリー』と言ってみてください。
なんと口角が上がる、という特典付きである。




それを聞いた掘られもんは笑っていたけど  

『 そういった、当たり前を覆す
 美和さんの考え方 本当好き 』
と言ってくれた。





世の中の当たり前を ほんの少し見方を変えて
〝 自分ならどうするか 〟を考えるだけで

毎日が また少し楽しくなる。



暗い考え方をするのではなく
〝どうしたら楽しくなるか 〟と考えることで
私の口角は上がっている気がするから
お節介かもしれないけど
これは良い方法だと信じて伝えたい。 


口角が上がると楽しいことが舞い込んで来るから


例えアホと思われても
私はどんな時でも口角は上げているための努力は怠らない

口角を上げる為のご自愛は自分を楽しくさせて
その笑顔は周りに伝染すると信じているから


_ _ _


いつか
私の大切な掘られもんが、
私の施術のときに

【 更年期障害 】のことを
【 美少女症候群 】と呼んでいて、

私はそれがとても素敵だと思った



それは、
『 更年期障害で辛いの 』
と私に伝えるよりも

『 美少女症候群で大変なの、美少女の宿命かな?』
と伝えることで


きっと私に気を遣わせすぎないようにと
私を笑わせながらも 症状を伝えた優しさ

そこの絶妙な匙加減と心遣いに
私は とにかくグッときて、
よしわかった 楽にするからね、
と強く思った気持ちは今でも忘れられません。



ほんの少しの言い換えで
毎日は如何様にも楽しくなる、
そして言葉の背景を想像する優しい世界が私は大好きです。




ちなみに、
【 美少女症候群 】でしんどい方は
この写真の反射区(甲状腺)を揉み揉みしてくださいね🥰




血管開通式足掘りHOLIC
田村美和👣